議事録
第2回自己心膜等による大動脈弁再建術勉強会 議事録
開催日時:平成28年2月15日17時30分~18時30分
場 所:名古屋国際会議場 会議室143
1.参加者名簿
施設名 | 診療科 | 氏名 | |
1 | 岡山大学 | 心臓血管外科 | 佐野 俊二先生 |
2 | 東京大学 | 心臓外科 | 小野 稔先生 |
3 | 大分大学 | 心臓血管外科 | 宮本 伸二先生 |
4 | 大阪市立大学 | 心臓血管外科 | 柴田 利彦先生 |
5 | 金沢大学 | 心臓血管外科 | 竹村 博文先生 |
6 | 慶応義塾大学 | 心臓血管外科 | 志水 秀行先生 |
7 | 北里大学 | 心臓血管外科 | 宮地 鑑先生 |
8 | 島根大学 | 心臓血管外科 | 織田 禎二先生 |
9 | 琉球大学 | 心臓血管外科 | 國吉 幸男先生 |
10 | 東京大学 | 心臓外科 | 平田 康隆先生 |
11 | 藤田保健衛生大学 | 心臓血管外科 | 服部 浩治先生 |
12 | 大阪市立大学 | 産業医学講座 | 林 朝茂先生 |
13 | 大阪市立大学 | 産業医学講座 | 佐藤 恭子先生 |
14 | 岡山大学 | 心臓血管外科 | 増田 善逸先生 |
15 | 東邦大学医療センター大橋病院 | 心臓血管外科 | 尾崎 重之先生 |
16 | 新札幌循環器病院 | 心臓血管外科 | 神吉 和重先生 |
17 | 市立函館病院 | 心臓血管外科 | 馬場 敏雄先生 |
18 | 山形県立中央病院 | 心臓血管外科 | 阿部 和男先生 |
19 | 群馬県立小児医療センター | 心臓血管外科 | 宮本 隆司先生 |
20 | 伊勢崎市民病院 | 心臓血管外科 | 大林 民幸先生 |
21 | 平塚市民病院 | 心臓血管外科 | 井上 仁人先生 |
22 | 小田原市立病院 | 心臓血管外科 | 石川 智啓先生 |
23 | 浜松医療センター | 心臓血管外科 | 田中 國吉先生 |
24 | 小牧市民病院 | 心臓血管外科 | 澤崎 優先生 |
25 | 大阪市立総合医療センター | 心臓血管外科 | 高橋 洋介先生 |
26 | 松坂中央病院 | 心臓血管外科 | 駒田 拓也先生 |
27 | 天理よろづ相談所病院 | 心臓血管外科 | 山中 一朗先生 |
28 | 高木病院 | 心臓血管外科 | 西田 佑児先生 |
29 | 済生会熊本病院 | 心臓血管外科 | 上杉 英之先生 |
2.討議内容
議題 | 質問および提案 | 回答および意見 |
1.役員の紹介と承認 | 心エコーの専門家も役員に含めたらどうか | 人選のうえ別途通知
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新たに世話人1名、幹事1名が提案される | 世話人1名、幹事1名が決定 世話人:甲元拓志先生(ウィスコンシン州立大学) 幹事:板谷慶一先生(京都府立医科大学) |
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世話人と幹事の関係について | 幹事が世話人をサポートする関係 | |
2.会則の紹介と承認 | 会費について | 今後の講師費用等が発生することを勘案して具体的な費目を検討する必要あり UMINでのレジストリ作成費用も発生 会費のみの運用は困難なことから外部資金の調達を模索する 心臓血管外科の研究助成獲得に向けて4月以降企画書を作成 |
会の名称変更について 施設会費を拠出する際には「勉強会」では妥当性に欠けることから会の名称変更を提案 |
要検討 | |
6条の「正会員」と7条の「施設会員」について | 正会員と施設会員が混同されていることから整合性を取る必要あり | |
3.ガイドラインの説明と承認 | すでに若い専門医に執刀させていることは問題ないのか | 今後新たな施術者の基準を設ける必要あり? |
弁形成術で保険償還されているのに倫理委員会を通す必要があるのか | 厚生労働省の要望に沿う形でレジストリを推進したいので、レジストリのための倫理委員会の承認を取得してもらいたい | |
倫理委員会に提出する書類のレベルを統一する必要があることから、フォーマットを作成してほしい | 倫理委員会の記載内容が施設によって異なることから、フォーマットを作成することは困難なので各施設での対応が望ましい
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グルタールアルデヒドを使用するために倫理委員会を通さなければならないか | 院内調剤は倫理委員会を通したほうが良い。すでに使用されている場合は問題ないだろう。 | |
新規手術開始手順について | 術後のエコーデータを送ってもらうなど負担が増えないように、効率よい評価を目指す。 Reviewerは心エコーを見れば手術の成否がわかる 細かい詰めができていないので厳密にやりすぎると負担が重くなる |
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TAVIの施設基準を満たさなくなる可能性について | TAVIの施設基準が大動脈弁置換術20例以上なので、AVneoを置換術としてカウントしてもらうか、形成術を含めて20例と変更してもらえるよう交渉してほしい⇒現時点では各施設でバランスを取る以外にない | |
4.レジストリ構築の現状説明 | データベース委員会
統計解析者
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委員長:柴田利彦先生 統計解析責任者:林朝茂先生(大阪市立大学都市医学講座・産業医学分野) |
UMINへの登録略称 | AVNEO Study
(Aortic Valve Neo-caspidization Study) |
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今後の課題 | レジストリの利用方法 論文の筆頭執筆者 |
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レジストリの注意事項 | 林先生より ・データ入力には統計解析者がチェックする方法がないので、ダブルチェック、トリプルチェックをお願いしたい ・過去のデータもすべて入力してほしい ・匿名性とデータ管理に十分な注意を払ってほしい |
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5.研究提案 | 2つのstudy | 林先生より retrospectiveとperspectiveの2つのstudyを想定 |
6.その他 | 次回の勉強会 | 日本胸部外科学会学術総会が岡山で行われることから、当番世話人として佐野先生が推挙され承認される 勉強会開催予定:平成28年9月28日(水) 場所:岡山市 シンポジウムについては未定 外国招聘講師としてDr.Ruediger Lange (German Heart Center) を予定 |
JACVSDの登録について | JACVSDの登録はAV Repairで行い、その後手術日で区別をつける |